ダイバーシティからインクルージョンへ

コクヨ株式会社の障がい者雇用は戦前の1940年に始まります。
その後、企業規模の拡大や持ち株会社化などにより、2003年9月に特例子会社としてコクヨKハートが設立されました。
当初はコクヨグループの印刷物の製作からスタートしました。
その後、印刷だけでなく販促物の製作やECサイトに掲載するコクヨ製品の画像加工、開発書類の作成支援、データ処理業務など、コクヨの事業推進における価値創造のサポートを行い、事業領域を広め進化してきました。

コクヨは、従来よりダイバーシティ経営を進めてきました。しかし、インクルージョンできているかと言うとまだまだこれからです。コクヨKハート社員が障がい者雇用の特別な枠としてではなく、コクヨ各部門の社員と深く関わり合いながら共に仕事を進め、双方がいい影響を受けて、それぞれが共感しあえている状態を目指します。
均質な組織ではイノベーションは生まれません。多様性が交わり個性がぶつかり合う事ではじめて組織は活性化すると思います。そのためにインクルージョンに力を入れていきたいと考えます。

われわれは、単にコクヨグループのサポート役に留まるつもりはありません。コクヨKハートという組織が、コクヨグループのダイバーシティ&インクルージョンの推進役として存在し、いかに社会的価値を生み出せるかを追い求めていきたいと考えています。

代表取締役社長 西林 聡