「障がい者雇用」の枠を超え、多様な個性が交差する価値創造のステージへ

コクヨにおける障がい者雇用の歩みは、戦前の1940年にまで遡ります。その精神を受け継ぎ、2003年に特例子会社として誕生したのがコクヨKハートです。

設立当初はグループの印刷物製作が中心でしたが、現在はECサイトの画像加工やデータ処理、開発書類の作成支援など、コクヨグループの事業推進を支えるシェアードサービス事業へとその領域を広げてまいりました。私たちの役割は、単なるサポート業務に留まらず、グループの価値創造に欠かせないビジネスパートナーへと進化を続けています。

これまでコクヨグループはダイバーシティ経営を推進してまいりましたが、真のインクルージョンへの道のりは、まだ半ばであると考えています。

私たちは今、「障がい者雇用を頑張る」という従来の枠組みから一歩踏み出し、「事業課題を共に考え、多様な人材を活かしながら、提供価値を拡大していく」という新たなフェーズに挑戦しています。

"特別な枠"としてではなく、コクヨの各部門と深く関わり合い、共に働き、互いに良い影響を与え合う。そんな「共感」で結ばれた関係を築くことが私たちの理想です。均質な組織からは、次代を切り拓くイノベーションは生まれません。多様な個性が交わり、対話から生まれた好奇心が挑戦へと繋がることで、組織は活性化し、新しい価値が形づくられていくのです。

社員一人一人が刺激し合い、成長し続けることで、インクルーシブな「モノ・コト」の創造プロセスを創出する。コクヨKハートは、グループのダイバーシティ&インクルージョンを前に進める推進役として、「自律協働社会」の実現と、さらなる社会的価値の創出に貢献してまいります。

代表取締役社長 前田 智行