ハード面の合理的配慮

パトライト

各トイレや事務所、工場などにパトライトを設置しています。
赤色は火災、黄色は地震、緑色は時報です。
緑色の時報は、始業時間、終業時間、昼休憩などを報せます。

【視線の配慮】

精神障がいの方にとって安心できる執務空間が必要なので、そのために間仕切りを高くしたデスク席を用意。
また聴覚障がいの方にとっては視野に入るものが情報の全てであり、ある程度四方を囲まれた空間でないと集中できないため、目の前の視線を遮るような高さ設定にしています。

車椅子対応トイレ

広々とした多目的トイレの中には、緊急用の押しボタンが設置されており、緊急時にはブザーとパトライトで報せます。

電動シートシャッター/カーブミラー

出入り口付近では壁が死角になる為、電動シート式シャッターの中央を透明にしたり、カーブミラーで確認できるよう衝突防止対策をしています。

入口傾斜スロープ緩和/広い通路

車椅子の足置部分が床に当たる事を防止すべく、
床の傾斜を緩やかにしています。
障がいの特性やペースを尊重した空間であり
各部門の特性に合わせてストレスを軽減する設計です。

リフレッシュコーナー/MIND ROOM

気分転換の為の「リフレッシュコーナー」があります。
心と身体を整える「MIND ROOM」では休憩や気持ちの切り替えなど様々な目的に使えるように作られています。

ソフト面の合理的配慮

ケア体制
<基本的な考え方>
本人が困ったときに、本人目線で相談しやすい体制を作る。

コクヨKハートでは産業医、保健師、精神保健福祉士などと連携したケア体制を作っています。

1.本人、支援者、上司等が参加して定期的に行う支援会議
2.精神保健福祉士による定期的な面談
3.保健師による定期的な巡回と健康相談